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1Kのクローゼットは1つだけ。ここを使いこなせるかで、部屋の片付き方が決まります。この記事では、限られたクローゼットを最大限に使う3段構造の考え方を紹介します。収納全体の進め方は一人暮らしの収納術から確認できます。

先に結論:3段構造で考える

クローゼットは、高さで3つのゾーンに分けると使い切れます。

  • 上段:軽い季節物(オフシーズンの服・使わない物)
  • ハンガーゾーン:毎日着る服を掛ける
  • 下段:引き出しケースで畳む服・小物

この3段を意識するだけで、「なんとなく詰め込む」から「定位置がある」に変わります。ぼくの6畳1Kのクローゼットは幅120cm・奥行き60cmでした。最初は全部にハンガーを掛けて奥がぐちゃぐちゃでしたが、左半分を掛ける服、右下に3段ケース、上段に季節外の布団、と役割で分けたら、同じ広さなのに探し物がなくなりました。

段別の使い方

上段(軽い季節物)

手が届きにくいので、頻度の低い物を。オフシーズンの布団や、年に数回のスーツケースなどが向きます。なぜ重い物を置かないかというと、背伸びして重い箱を下ろすのは危ないから。落として足を打つ、というのは一人暮らしでありがちな事故です。取っ手付きボックスに入れて、中身をラベルで書いておくと、脚立なしでも「どれを下ろすか」が一目で分かって出し入れが楽になります。

ハンガーゾーン(掛ける服の選別)

掛けるのは「よく着る服」だけに絞ります。突っ張り棒を足して二段にすると容量が倍近くに。ただし突っ張り棒は耐荷重の表示(軽い物向けの数kgから、10kg以上に対応する太めのものまで幅がある)を確認し、掛ける服の重さに合ったものを選びましょう。細い棒に服を掛けすぎると、ある日ずり落ちます。

下段(引き出しケースの選び方・採寸)

奥行きを測ってからケースを選ぶのが鉄則です。奥行きが足りないと扉が閉まらず、余ると奥がデッドスペースに。市販の引き出しケースは奥行き45cm・53cm・74cmあたりが定番なので、測った寸法に近い規格を選びます。うちは54cmだったので53cmタイプがちょうどでした。幅・高さも合わせて確認しましょう。

上の隙間もあきらめない

クローゼットには意外と空きスペースがあります。

  • 扉裏:フックやポケットで小物収納(ベルト・帽子・アクセサリー)
  • ケースの上の隙間:浅いトレーを重ねる
  • ハンガー下の空間:畳む服のケースを置き、掛ける服との二層に

なぜ隙間を使うかというと、クローゼット内の空気の層は「見えない収納」だから。ハンガーに掛けた服の下には、たいてい30〜40cmの空きが残っています。ここに引き出しケースを置くだけで、畳む服の定位置が生まれます。ただし詰め込みすぎは逆効果で、扉が閉まらなくなったり、奥の物が永遠に取れなくなったりします。隙間活用のアイデアはデッドスペース活用も参考に。

衣替えをなくす配置

オンシーズンの服を手前・取り出しやすい高さに、オフシーズンを上段に置けば、季節が変わっても入れ替えるだけ。「衣替え」という大仕事をなくせます。

やり方はこうです。まず今の季節の服を、立って手が届くハンガーゾーンと下段の手前に集めます。次に季節外の服を、上段か下段の奥にまとめます。季節が変わったら、この2つのブロックを入れ替えるだけ。衣装ケースを押し入れの奥から出して……という重労働が、10分で終わる作業になります。

ビフォーアフターの例。 以前は季節ごとに全部のケースを出して詰め替えていて、半日仕事でした。上段=オフ、手前=オンと固定してからは、春と秋に「上段と手前を入れ替える」だけ。服が多すぎて入らないなら、服の収納が少ない部屋のやりくりで仕分けから始めましょう。

状況別:クローゼットのタイプで使い方が変わる

一人暮らしの部屋にあるクローゼットは、形がいくつかあります。自分のタイプで工夫を選びましょう。

  • 折れ戸タイプ:扉が手前に開くので、扉の可動範囲に引き出しがぶつからないか注意。扉裏はフックで小物収納に使えます。
  • 引き戸・扉なしタイプ:手前のスペースを気にせず引き出しを置けます。扉がない場合は、見える収納になるので色をそろえるとすっきりします。
  • 押入れ型(奥行きが深い):奥行き75cm前後と深いので、キャスター付きワゴンや前後2列で使うと奥もムダになりません。手前によく使う物、奥にオフシーズンを。
  • 幅が狭い(90cm以下):掛ける量を絞るのが前提。突っ張り棒で二段にし、下段に引き出しを入れて縦に伸ばします。

よくある失敗と回避

  • 奥行きを測らずケースを買う:扉が閉まらない・奥が余る原因に。45/53/74cmの規格から、測った寸法に近い物を選びます。
  • ハンガーに全部掛ける:奥がぐちゃぐちゃになり、着る服が偏ります。掛けるのはよく着る服だけに絞ります。
  • 上段に重い物を置く:下ろすときに危険。上段は軽い季節物に限定します。
  • オフシーズンを手前に置く:毎日使う服が奥になり出しにくく。今の季節の服を手前・取り出しやすい高さに置きます。

まとめ

クローゼットは「上段・ハンガー・下段」の3段構造で使い切れます。引き出しは奥行きを測ってから。服が入りきらないなら服の収納術へ進みましょう。

引き出しケースや突っ張り棒は、採寸してサイズと耐荷重を決めてから探すと失敗しません。どんな種類があるか見ておきたいときは、収納グッズをまとめて扱うサービスものぞいてみてください。

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よくある質問

クローゼットに引き出しケースを買うときの注意は?

先に奥行き・幅・高さを測ってから選びましょう。奥行きが合わないと扉が閉まらなかったり、奥にデッドスペースができたりします。引き出しを引き出すための手前のスペースも忘れず確認すると失敗しません。

クローゼットが狭くて服が入りません

まず掛ける服と畳む服に仕分け、掛ける量を減らすのが先です。そのうえで突っ張り棒で二段にしたり、下段に引き出しケースを入れると容量が増えます。それでも入らないなら、服自体を減らす段階と考えましょう。

突っ張り棒で服を二段掛けする時の注意は?

突っ張り棒には耐荷重の表示があり、服をたくさん掛けるなら10kg前後に対応する太めのものを選びます。細い棒に掛けすぎると、ある日まとめてずり落ちることがあります。設置後は一度強く下に引いて、外れないか確認しておくと安心です。